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関口 丈流さん(20代)
DATA BANK
大学2回生の頃に就活について考えていた時、まず宅建士という資格を知りました。宅建士の勉強をしていると、参考書の最後の方に不動産鑑定士という資格があるのを知り、宅建の勉強を始めたのがその年の試験の後であったため、わざわざ1年も宅建の勉強にするのはもったいないし、せっかくなら難しい方にと思い鑑定士の勉強を始めました。また、鑑定士を目指したのは、不動産鑑定士は市場に参加して仕事をするのではなく、市場から一歩引いて働くとその頃は思っていてそのような働き方が自分には合っているのではないかと考えたためでもあります。
大学受験の頃も予備校を使っており、予備校の利便性については少しではあるものの知っていはいたためです。また、大学受験では国公立ではなく記述式の少ない私立の勉強をしており、独学ではさすがに論文試験には太刀打ちできないだろうと考えためでもあります。
大学と不動産鑑定士の勉強の両立方法は、まず大学の場合は1,2年生のうちに単位を取りまくって、試験勉強中は必修科目のみに抑えておくのがいいと思います。それが難しい場合は休学するのもありだと思います。自分の場合はゼミと資格試験の勉強を両立させるのは難しく、仮に両立に失敗した場合共倒れになると感じたため、鑑定士の勉強を始めて半年ほど経過した3月ごろに大学に休学申請をしました。
鑑定理論以外は本試験で50%くらいしか取れていないので効果的な勉強方法は自分が知りたかったです。鑑定理論は論文演習合わせて8割なので一応の説得力はあるとして、鑑定理論の勉強法について述べます。鑑定理論のテキストについては、最初の方(短答合格まで)は使っていたのですが、短答合格後論文試験に向けて勉強をするときに1章、2章、3章と分かれているテキストでは横断的な理解をするために時間がかかると感じたため、論文特効ゼミの論点(基礎編と応用編と難関編のうち各論3章らへん)をそのまま暗記していました。その際、論文特効ゼミにのっていない論点を覚える際にテキストを活用しました。過去問は論文特効ゼミに載っていたので特に対策はしなかったのですが、近年の過去問だけは一応見ておこうと思いどんな感じの問題が出るのかの確認に使いました。答練については自分の字でも読んでもらえるか、論文構成は問題ないかを確認するために使いました。
基本的にwebで講義を受けていたため、実際に教室に通う機会は少なかったのですが、直前答練の際に教室で試験を受けることができたことは、本試験の緊張感をあらかじめ味わうことができたため良かったです。また、質問メールについても、演習で解答を見てもよくわからないところがあったため、答えていただけたのは助かりました。
webで完結させるコースだったので様々な講師の方々について知ることはできなかったのですが、勉強を開始したときは渡辺先生の筋肉をみて元気を出して行政法規の過去問をやっていました。また、高橋先生の講義では、不動産鑑定士の実務についてもお話があり、その頃に不動産鑑定士は実地調査もある仕事であると知ったため散歩好きの自分としてはやる気がかなり高まりました。終盤にかけては演習のアクセスβで渡辺先生の講義でしたが、難しいところはしっかりとヤバいと言ってくれるところが、自分だけミスってるのではないと知れたため心強かったです。また、講師の方と自分の年齢差もあり「鉛筆舐めなめ」や「エイヤ」、「ガラガラポン」等の若者が理解できない言葉シリーズも実際に使われている現場を目撃出来て全体的に楽しかったです。
カリキュラムについては、基礎的な講座が終わってからいきなり難しい答練に入るのではなく、基礎答練を挟んでくれているのがありがたかったです。
全国公開模試の活用方法については、結果はあまりよくなかったのですが、会場の雰囲気に慣れるという意味ではとても助かりました。実際に全国模試に来ていた人を本試験で見つけたりすると、あの人も当然だけど来ているのかと不思議な感じになりました。
演習のアクセスβはかなり難しいというか癖の強い問題が出てきつかったのですが、近年の本試験でも癖の強い問題は当然のように出るため、所見の論点を見つけてもそこで完全に崩されないメンタルを身に着ける都いう点ではかなり効用は高かったです。論文特効ゼミは鑑定理論の過去問消化するのがあんまり現実的ではないため、重要なところだけピックアップしてくれている点でとてもありがたかったです。
最初は音読していましたが、実際に答練等で問題を解くことになると意外と解けないことがあったため、実際に書いてみて覚えられているかを確認しました。ただ、書く勉強法だと時間がかなり取られるため、定義等について実際にかけると思ったら、暗唱をして暗記の強度を高めていきました。
直前期は一日中勉強していて疲れているのにリラックスせずに勉強した結果、夢の中でも演習の問題や経済学の問題が浮かぶほどストレスがたまり、完全にメンタルが壊れてまともに勉強ができませんでした。その中でも一応鑑定理論の暗記だけは何とかこなすように心がけていました。
本試験の3日間が始まってからは、大阪から埼玉実家に帰るための新幹線のチケットを京都駅でなくしてあたふたしてたこと、試験が終わったらそのまま新幹線で埼玉に帰って、試験勉強中の禁酒を解除して、仲のいい中学からの同級生と飲もうと考えてたこと、今年だめでも来年また頑張ろうと考えてたことくらいしか覚えていないです。
合格最低点が400点のところ、自分がなぜか鑑定理論で8割ほど取れて400点ピッタリ合格したように、試験においては正直運の要素はかなり強いと思いますし、今年不合格に終わってしまった人の中でも自分なんかよりもはるかに点を取る力を持っているような人も少なくはないと思います。しかし運の要素は強いと言えども、鑑定理論(論文)や近年の会計学についてはコツコツと暗記さえすれば何とか7割くらいなら得点することは不可能ではないと思います。実際、今年の鑑定理論は論文特効ゼミで対処可能だし、(会計学についてもキャッシュフローは出ないと思ってたのでまともにやっていなかったのですが)固定資産についてはおそらく満点近く暗記だけで取れました。最低点で合格させてもらった人間が言えることは少ないですが、体調には特に気を付けてストレスをためすぎないように適度に発散しつつ確実に点を取れるところは取りこぼさないように勉強を頑張ってください。
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