不動産鑑定士 合格体験記|矢田 和彦さん

【合格の秘訣】モチベーション維持には何が有効かを常に考える

矢田 和彦さん

矢田 和彦さん
(40代)

    

DATA BANK

受講コース 上級本科生
受講形態 Web通信講座
受験環境 働きながら
受験回数 【短答式試験】合格までの受験回数 1回
【論文式試験】合格までの受験回数 2回
学習期間 TAC受講期間以外も含めて 2年9カ月
学習期間中、TAC受講期間 2年9カ月
得意科目 【鑑定理論(演習)】
暗記作業不要、答練等が数的処理力を問う疑似ゲームで面白く成績良く動機付けが高かったからです。
不得意科目 【鑑定理論(論文)】
単調・多量な暗記自習作業が苦痛で勉強が後回し、答練等の成績が悪く動機付けが低かったからです。
不動産鑑定士を目指した理由・きっかけ・動機

①金融機関勤務で業務で不動産の簡易的評価を検討する機会が多く価格形成要因に関する知識を深化させたい②宅建からのステップアップで難関資格に挑戦③自己啓発の一環、等です。

独学ではなく受験指導予備校を利用することに決めた理由

最大の理由はモチベーション維持です。独学の場合は途中でやる気を失い勉強を断念してしまいます。また合格ノウハウがつまっている予備校を活用したほうが早く合格できます。タイムイズマネーです。

TACを選んだ理由・決め手
①宅建もTACで勉強したのでその延長線上②自習室へのアクセス容易、他の自習生が多く動機付けも高まりやすい③合格占有率と過去実績が高い④受講人数が多く、答練の成績確認等により合格への進捗状況が把握しやすい、等です。


受験時代の苦労・失敗談、勝因と敗因

初年度論文式は鑑定理論(論文)の採点基準把握のため、基準と留意事項(以下「基準等」という)の暗記ほぼ0で理解だけで受験、6割取れたと思ったが結果3割の点数でした。本試験は基準等の『原文に即して』論述しないと点をくれません。また2年目は直前にコロナに感染して受験不可でした。健康管理も重要です。


仕事や大学と不動産鑑定士試験の勉強と両立法

社会人は時間がないと言いますがそうでしょうか?私は平日は6時から21時まで拘束されましたが、休日にいくらでも勉強できます。「時間がない」は勉強しない自分を正当化する言い訳です。結局は勉強を続ける動機付けを維持できるかが全てです。


効果的な学習方法

早期合格希望なら、まず短答は「足切り」試験でしかなく、論文は短答の10倍大変なので、短答の勉強は3か月で終了して、すぐ論文の勉強を開始するのが大前提です。論文の勉強のポイントは、教養科目は「理解」が全て、鑑定理論(論文)は「暗記」が全てです。鑑定理論は1日でも早く基準等の「丸暗記」を開始すべきです。「丸暗記」とは基準等の文言を『原文に即して』語句単位ではなく文章まるごとを「てにをは」レベルで正確に丸暗記です。このレベルで覚えないと本試験では意味不明な暗記文となってフリーズします。鑑定理論は論述中に考える時間的余裕はないです。

フォロー制度の活用方法と良かった点

定期的にオンラインイベントとしてホームルームを実施して頂いたことがよかったです。勉強時間が長期になるのでモチベーションを維持することが大変でしたが、諦めずに合格まで勉強を継続することに役立ちました。

TACを受講して良かった点①(講師について)

鑑定理論の高橋先生はわかりやすい説明で早期に内容を理解できました。演習の渡邊先生からは高得点を取るためのノウハウを効果的に伝授頂きすぐに得意科目となりました。民法の田畑先生は講義でも正確な言い回しに信頼感を持てました。

TACを受講して良かった点②(教材(答練・テキスト等)について)
一番活用した教材は鑑定理論特効ゼミで配布される「暗記チェックブック」です。鑑定理論はこの1冊だけ200問の暗記7周です。その他の科目は「理解」が全てなので多くの答練等の実施→復習の繰り返しです。個人的には、民法は論証例の暗記、経済や会計はテキストの定義等の暗記等は非効率と割り切って実施しませんでした。


TACを受講して良かった点③(カリキュラムについて)

鑑定理論の暗記繰り返しは苦痛であり、答練でいい点を取ることを動機付けとして、答練のタイミングに合わせて暗記を繰り返ししました。①応用答練②アクセスα③模試1回目④上級答練⑤模試2回目⑥直前答練⑦本試験、で7周です。

全国公開模試の活用方法や受験して良かった点

最大のメリットは普段の答練等とは異なり平等な採点基準が実現するので、ライバルとの相対的位置を正確に把握できたことです。また全国最大級の模試でほとんどの本試験受験生が受験していますので、模試の成績が本試験の成績に直結する可能性が高いと推定できる点です。

オプション講座の活用方法や受講して良かった点

鑑定理論論文の特効ゼミは教材が魅力で、またアクセスαは出題範囲が特定され、暗記進捗のベンチマークに活用できます。その他の科目は問題演習量を補強できました。特に経済学は試験委員の専門により出題範囲に偏りがあるのでオプション受講は有効です。 

ご自身の基準暗記方法(書く・読むなど具体的に)

暗記方法は暗唱です。書くのは非効率です。正確に丸暗記してもすぐに忘れるので、覚える→忘れる→覚え直すを繰返します。どうせすぐ忘れるのに何故早期から覚えるのか?→何度も覚え直すことで早く思い出せるようになり試験直前に一夜漬けで覚え直すことが可能となるからです。過去暗記不足では一夜漬けは不可能です。

直前期の過ごし方

直前3か月は他の科目はほぼ完成していたので答練のみ、苦手な鑑定理論論文はひたすら基準等を「暗記チェックブック」で暗記していました。また最後の1か月は答練がなくなるので、超直前まで答案作成練習できるように、直前答練の一部をTACへわざと提出せずに残しました。

本試験当日のエピソード

①万年筆を使っていましたが解答中にインクが出なくなりパニックになりました②近視と老眼がひどくて眼鏡をかけたり外したりで怪しい受験生でした③演習で予め滑り止めクリームを手につけて受験したら手と紙がベタベタになり逆効果でした。

これから目指す方への応援メッセージ

教養科目の出題者は大学教授だから理論的な「理解」に基づく解答作成が最重要です。一方、鑑定理論の出題者は実務家であり「先輩」です。従って鑑定理論の採点基準とは、「先輩」がどうやって合格してきたか、つまり基準等を「原文に即して」正確に丸暗記しないと高得点が望めないのは自明の理です。合格のために何をやるべきかは明確です。

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