文字起こしシリーズ1 教えて、佐藤先生!簿記で役立つ電卓の「メモリー機能」

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1.メモリーキーについて

こんにちは!
TAC簿記検定講座の佐藤と申します。

本日は簿記の勉強でもよく使っていただきます電卓の中で、「メモリー」という機能がございますので、それについて少しご紹介させていただきたいと思います。

もうすでにご存知の方もいらっしゃると思うのですけども、電卓というのが基本的には「足す」「引く」「掛ける」「割る」などの四則計算を中心としていろんな数値を計算していくものです。

それ以外にも電卓にいろいろなボタンキーがございまして、その中で代表的なものとして「メモリーキー」がございます。

表示ですと、「M+」「M-」「MR」「MC」などなどで、電卓のキーとして表示されていると思うのですけれども、これらをどういう風に使っていくのかなどを、実際に電卓を使いながら進めてみたいと思います。

お持ちの電卓によりましては、この「MR」と「MC」 というのが一つの機能としてくっつきまして「MRC」 として、キーが存在するものもあると思うのですけども、これも結局この2つの機能は同時に併せ持つものと思って頂ければと思います。

それでは、さっそく電卓を使いながらメモリーキーを見ていきたいと思います。

具体的に電卓も使い方を簿記3級で勉強していただきます商品有高帳でよく見られます、単価の計算を具体例として見ていきたいとおもいます。

こちらに資料を用意させていただきました!

よく皆さんが簿記の勉強で見ていただく問題の資料のごく一部を抜粋させていただいていますけども、商品を何回か購入する上で、商品の単価がその都度変わっていくっていう計算をしていただくと思うのですね。

その中で1回目の商品の購入が1校当たり100円で70個でした。
数日たちまして、2回目の商品の購入が値上がりしまして、1校当たり130円のものを80個購入しました。

今トータルで150個の商品を持っていて、具体的には100円のものと、130円のものが混在しているのですけども、これを平均値単価として平均単価出すとどのようになりますか?というのを計算過程で示すとこのようになります。

2021042801.png

具体的には分数式になってくるわけですけど、1回目の購入1個100円の70個分ですから7000円ですね。
2回目の購入1個130円のものが80個ですから10400円ですね。
合計して17,400円分が150個分になりますので、これを割り算することで「1個あたり116円っていう
単価の平均値を出します」という計算になります。

これを電卓のメモリーキーを使いながら具体的に見ていきましょう!
その下に流れを記させていただきました。

2.【M+】(エムプラス) で表示されている数値を電卓に保存する

2021042802.png

まず順番に辿っていきますね。
1回目の計算なのですけれども、1個あたり100円のもの、それが70個になりますので、かける70
ここで「=」を押します。
これはいつも通りの計算で大丈夫かと思います。
こうすると7,000円と出てきます。

これを、お手元の下書き用紙に書き写すっていう形でも大丈夫だと思うのですけれども、電卓にはこの数値を記録する機能がございます。
電卓の中にこのように「M+」ってボタンがあるのですね。ここを1回押してみます。

そうすると表示の中に 「M」 っていうものが表示されます。
これで7,000っていうものが、この電卓の中に記録されましたよっていう形になります。

2021042803.png

では同じように2回目の計算を見ていきましょう!

130円のもの、それを80個になりますので「=」を押すと10,400円となります。

で、これを足したいわけですね。
ですので、先ほどと同じようにもう1回「M+」を押します
そうすると、1回目の計算で出てきた7,000円。そして今2回目の計算で出てきました10,400円。
いずれもメモリーキー「M+」を押すことによって記録されていますので、今この電卓の中には7,000と10,400いずれも記録されているわけです。

合計しますと17,400円になっています。

3.【MR】(エムアール) で電卓に記憶されている(そこまでの加算・減算の結果の)数値を表示する

2021042804.png

それを150で割ればいいわけですので、今二つの数字が記録されているのを電卓上で呼び起こす・・表示を改めてするためには、「MR」これ、リコールですね。
電卓に記録されている数字の合計を表示させる機能だと思ってください。

「MR」一回押してみます。
そうすると7,000と10,400の合計値が画面上に出てきます。

最後の計算ですね。
17,400を「MR」で表示していただければあと割り算です。
割る150をして「=」とすることによって、求めたかった平均値116というのを出すことができます。

2021042805.png

このように、メモリーキーを使わなくても計算することができるのですけども、メモリーキーを使うことによって計算の手数を短くすることができ、もしくは手元にいちいち数字を書き写すと、たまに写し間違いとかですね、
ケアレスミスをしてしまうこともあるかと思いますので、そのあたりを防ぐっていうことも考えられます。

メモリーキーは電卓に大体ついている装備でございますので、簿記の勉強で効果的にご活用いただきたいと思います。

ちなみに、Mと表示されているということが、電卓の中にまだ「17,400」という数値が記録されているままなのですね。

もう一度押してみましょう。
やっぱり「17,400」と表示されたままになっています。
でもこのケースは終わりましたので、17,400っていうのを消していただければよろしいですので、ここで「MC」ですね。

この電卓ですと「CM」となっていますけどこれもクリア、メモリーを消す機能になりますので、これを押していただくと「M」という表示が消えます。
これで、「この電卓の中にはメモリーがなくなりましたよ」という形になりますので、作業を終えて頂ければと思います。

4.講師より一言

佐藤講師

佐藤講師

簿記の勉強として「メモリーキー」を使いましょうという形で、お話をさせていただいていますが、何も簿記の勉強にかかわらず、通常お仕事されている中においても、電卓を使われる方多いと思います。

その中で「メモリーキー」結構重宝致しますので、ぜひご活用いただければと思います。