理系公務員 2016年合格者インタビュー

2016年合格者インタビュー

公務員には、国家機関に勤務する国家公務員と、都道府県庁や市役所などに勤務する地方公務員があります。その中で、まちづくりや研究職として働くのが理系(技術職)公務員です。今回はTACの受講生で2016年の理系公務員試験を見事突破した4名に、内定までのプロセスや将来の希望、受験勉強攻略法などを伺いました。

*「理系公務員」をめざしてスタート
──理系公務員になりたいと思ったきっかけを教えてください。
中木
社会人になってからも仕事以外の時間を大切にしたいと考えました。安定的な収入と転勤のない生活は民間企業で働くエンジニアでは難しいと考えて、大学3年の春に公務員講座の無料体験入学に参加した上で講座に申し込みました。
杉田
私は大学を卒業してから一度民間企業に就職しています。自分の専門とはまったく関係のない会社に勤めているうちに、「もっと人のために役に立つ仕事があるのではないか」と思うようになりました。社会人2年目の夏、公務員に転職した知人から話を聞いて、明確に公務員をめざそうという思いが固まりました。理系公務員に私のやりたい土木職があったのも、受験を考えた理由のひとつです。
本村
大学院2年次に民間企業の就職先が決まっていたのですが、就職を止めて1年間休学し、公務員試験の勉強を始めました。専門の化学に携わりながら、確実に都内にいられるのは東京都の公務員と考えて志望しました。休学している1年間で無事、東京都の試験に合格できたので、大学院に復学し3月に卒業する予定です。
井上
昔から「あなたは公務員向き」と言われていて興味を持ったのが、きっかけといえばきっかけです。将来の進路を決めるに当たって私の専攻する機械であれば、民間企業なら例えば自動車のブレーキメーカーに就職した場合、ブレーキの設計や生産管理と、ブレーキ周辺の業務しか経験することができません。一方、公務員の説明会で、公務員は川やダムの工事の積算から現場監督、時には災害派遣にも行くと聞きました。理系公務員といってもひとつの仕事ではなく、マルチな仕事に携われることに大きな魅力を感じました。
*TACの魅力は「担任講師制度」と「学習環境」
──受験勉強の場としてTACを選んだ理由をお聞かせください。
中木
1歳年上の姉がTACの行政書士講座を受けていて、「自習室が使えるし、休んでも他の校舎で振替受講ができる」と聞いたので、技術職ガイダンスへ行きました。私は家で勉強できないタイプなので、自習室があるところが良かったのです。受講中は自宅から近い八重洲校の自習室を使い、講義は渋谷校で受けていました。用途に併せて校舎を活用できるのがとても良かったです。
杉田
私は土木課というまったく未知の世界に飛び込むことになったので、いろいろな予備校を比較分析して、試験科目と重複する講義がなるべく多いコースを探しました。その結果、一番カバー率が高かったのがTACです。総合的に見て、土木の科目が充実している予備校は、TACが一番だと思います。
本村
TACを利用している中学時代の友人から、「きちんと教材も環境も整っている」との前情報を得てから渋谷校の技術職ガイダンスに行きました。そこで、技術職担任講師の話を聞き、ガイダンス終了後には直接お話してみて、担任講師制度があることを知りました。「この先生が担任だったら安心して相談できる」と思い、TACに決めました。
井上
私もいくつかの予備校を比較検討しました。実は大学2年次に大学主催の公務員技術職講座を受けてみたことがありました。それに比べてガイダンスで受けたTACの説明は遥かにわかりやすいものでしたし、カリキュラムとフォロー制度、担任講師制度がしっかりしているのがわかりました。その上、受付の方の入会手続きの対応がものすごく丁寧で素晴らしかったので、「TACって、すごくいいところだな」と感心しました。
──TACを選んで良かったと思うのはどのような点ですか。
井上
理系学生は忙しくて講義に出られないことが多々あるので、Webフォローはとても魅力を感じました。見る回数や時間帯が自由なので、強化したい科目の復習にも、出席できなかった講義の聞き直しにも使えます。また、TACのテキストは大学の定期テストに使えるぐらい優れものであることも、魅力のひとつです。
中木
機械職のコースで使っていたTACのテキストが、とてもコンパクトにまとめられていて良かったです。大学時代に機械から離れていた時期があって何も覚えていない状態だったのですが、TACのテキストは4力の公式がまとまっていたので、基礎をきちんと復習できました。最初に大学参考書を見てしまったら、恐らくわからなくなっていたでしょう。
本村
私は教室よりWebでの受講が向いていると思いWebフォローを中心に学習しましたが、実際それでとても効率良く勉強できました。知っているところは3倍速で飛ばし、自分が遠ざかっていた有機化学の分野はいったん停止して、大学のテキストを開いて勉強して理解してから進むことができました。自分の勉強しやすい方法にカスタマイズして受講できるのがTACの良さだと思います。
杉田
私は9月に入校したので、すでに土木系科目のライブ講義は終わっているものがたくさんありました。しかも最初の3ヵ月は社会人として働きながらTACに通っていて、講義に出席できない場合も多かったので、Webフォローで勉強できるのはとても助かりました。
──TACを選んだ理由のひとつにもあげられていた担任講師制度はいかがでしたか。
井上
何といってもTACは担任講師制度が良かったと思います。勉強の仕方やわからない部分の質問はもちろん、長期にわたる試験対策で不安になった時にも「先生、不安です」と悩みを打ち明けると、担任講師は温かくて迎えてくださいました。本当に担任講師制度に助けられた受験でした。
本村
私は主に自宅学習だったので「この時期は、みんなこんな感じでやってる」という臨場感がまったくわかりませんでした。そんな時、担任講師制度を利用して、11月、1月、3月、4月と、定期的に担任講師に自分の勉強の進捗状況や「東京都を受けるのであればどこを強化すればいいか」といった相談をさせていただきました。合格までずっと先生を通じた合格者の実体験や学習アイデアを聞けて、とても安心できました。
杉田
私も担任講師制度にはものすごくお世話になりました。私の場合、最初の筆記試験の自己採点がとても悪くて落ちたと思ってしまい、面接対策を何もしていなかったのです。合格通知をもらってから、あわてて少ない時間の中で何度も模擬面接をさせてもらいました。それこそ時間外でも対応してくださったので、ものすごくありがたかったです。実は、私は担任講師制度をなめていて(笑)、まさかこんなに時間をとってきちんとやってくれるとは思ってもいませんでした。言葉は悪いですが、忙しいだろうからと遠慮するより「担任講師は使えるだけ使う」姿勢の方が結果につながりますね。
中木
私は民間企業の就活をきちんとやっていたので、面接にかなり自信を持っていました。ところが、自治体の面接が始まる前に担任講師に練習してもらうと、公務員ならではの質問にまったく太刀打ちできません。先生はそれから「これができれば面接に自信が持てる」と自分が思えるレベルに到達できるまで、きちんと対応してくださりとても感謝しています。
──最後に公務員や資格取得をめざしている方に、メッセージをお願いします。
中木
時間の使い方を有効にしてください。また得意な科目を伸ばすのはもちろん大事ですが、なるべく苦手科目を作らないことも大事です。私は自然科学と数的処理が得意で、それで点数を稼ごうと考えていたのですが、何科目か受けているうちに得意科目がおろそかになってしまいました。そういう時に限って不得意だった社会科学が全問正解で救われたりする。ということで「時間をうまく使いながら、不得意科目を作らないように」が私からのメッセージです。
井上
私は第一志望東京都で活動していたのですが、途中で他と面接がかぶってしまい、第一志望を変えることになりました。それまでは第一志望だった東京都のことばかり考えていて頭でっかちになってしまい、東京都以外の政策など、まったく頭に入っていないし学習もしていなかったのです。ですから国家公務員一般職が第一志望になってから、「やばい!やばい!」と大変焦って必死で調べました。これから公務員をめざす方は、そうならないように自分の受ける可能性のあるところは事前に調べて比較研究しておくことが大切です。また、いろいろな説明会に出て、いろいろな省庁を比べて、さらには民間企業の説明会にも出て、民間と省庁や自治体もいろいろ比較した上で第一志望を選んでいただきたいと思います。
本村
東京都の環境検査職はTACで言うところの工学の基礎である物理と数学が受験科目にありませんでした。私はそれに途中まで気がつかずに勉強してしまいました。みなさんには、自分の受ける試験範囲や内容や傾向は把握し、とにかく情報をキャッチしておいていただきたいと思います。また例えば東京都の特徴や優れている点を挙げるためには、他の自治体と比較しなければできません。どこの自治体を受けるにしろ、ある程度広い視野を持って調べておくことをお勧めします。
杉田
受験を途中で諦めたら損です。結果は出てみないとわかりません。自分で決めつけてあきらめてしまってはその時間が無駄になります。とりあえず結果が出るまで、やれることはやってみてください。

みなさんの今後の活躍に期待しています。本日はありがとうございました


今回のインタビューにご協力いただいた内定者

2016年合格者インタビュー
(左から順に)
井上 祐希さん 法政大学理工学部(在学中合格)
■受講コース:機械職本科生
■最終合格試験種:国家一般職(機械)
本村 みなみさん 東京理科大学理学部(在学中合格)
■受講コース:化学職本科生
■最終合格試験種:東京都Ⅰ類B(環境検査)
杉田 悠貴さん東邦大学理学部(卒業)
■受講コース:土木職本科生
■最終合格試験種:特別区Ⅰ類(土木造園 土木)
中木 欽司さん 明治大学理工学部在学中合格)
■受講コース:機械職本科生
■最終合格試験種:東京都Ⅰ類A(機械)、特別区Ⅰ類(機械)、川崎市(機械)

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