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合格者が語る!企業経営アドバイザーの魅力
倉重 雅一 さん

★資格取得者★

企業経営アドバイザー合格者

倉重 雅一 さん
電力・エネルギー関連会社勤務
企業経営アドバイザー

ビデオブース講座|フルパックコース受講
2025年検定試験合格

TACの講義と教材を中心に学習して合格!実務に直結している学びでモチベーションUP!

企業経営アドバイザーを受講された理由は?

企業経営アドバイザーの資格が勤務先の会社で推奨資格となっていたため、TACのホームページを確認しました。そこで、企業経営アドバイザーの受験科目や学習内容が中小企業診断士の試験内容と類似していることを知りました。

将来的に中小企業診断士の受験を目指していたため、その基礎固めや予行演習になると考え、企業経営アドバイザーの受講を決意しました。

選択したコースと受講した感想をお聞かせください。

ビデオブース講座のフルパックコースを受講しました。

各科目は複数の講師が担当されており、それぞれ異なる視点からの解説がとても参考になり、視野が広がりました。

講師の方々は全員が中小企業診断士の資格をお持ちで、授業の中で実務に関連するお話を聞くことができたため、学習内容が実務に直結していることを実感しました。このことが、学習のモチベーションアップにもつながりました。

テキストは要点が簡潔にまとめられており、講義を通じて効率よくインプットができました。また、トレーニングや確認問題の解説が充実していたため、間違えた問題をテキストに戻って復習することで、アウトプットを通して実践力や解答スピードを高めることができました。さらに、TACの教材はコンパクトなサイズだったので、外出時にも持ち運びしやすく、とても重宝しました。

カリキュラムは、レギュラー講義で効率的な知識のインプットを行い、その後オプション講義のまとめ演習で最終的なアウトプットを行うという流れでした。

ビデオブース講座では、各科目の講義回数が2~5回に集約されており、講義の受講が負担にならず、学習のペースメーカーとして非常に役立ちました。

今回の学習の中で、事業性評価の科目では、企業の健康診断ツールとしての「ローカルベンチマーク」の考え方を初めて学びました。売上持続性の診断(売上高増加率)、収益性の診断(営業利益率)、安全性の診断(自己資本比率)など、ローカルベンチマークを理解したことで、無味乾燥だった企業財務の計算問題の意義や必要性を再認識し、実践的な企業財務の学びに繋がりました。

一方で、製造業に関する知識が全くなかったため、生産管理の科目は最初は難しく感じました。特にアローダイヤグラムは初めて勉強したため、クリティカルパスの考え方は理解するまで時間がかかりました。

しかし、テキストを読み込んだり、トレーニング問題を繰り返し解いたりすることで、最終的には理解を深めることができました。

1日の平均学習時間、学習の際に工夫した点がありましたら教えてください。

平日は約1時間、休日は約3時間を学習に充てました。直前期には平日2時間、休日3時間に増やして取り組みました。

企業経営アドバイザーの学習内容は非常に幅広いため、学習場所に応じて内容を柔軟に切り替え、効率よく勉強時間を確保するように心がけました。

例えば、通勤時間(往復で約1時間)には、電車内でテキストやトレーニングを使用して、企業経営・企業支援、企業法務、生産管理の問題を解くようにしました。一方、自宅での学習時間(約1時間)には電卓を使用し、企業財務や事業性評価の勉強を優先して行いました。

特に企業財務については、知識科目と実践科目の双方で出題されるため、重点的に学習しました。この企業財務の重点学習が、合格の要因となったと感じています。

また、企業経営アドバイザー試験では、中小企業診断士試験のような科目別の足切りがなく、総合点で合否が決まるため、他の科目の失点を企業財務でカバーすることができました。

仕事との両立については、平日は仕事の関係でまとまった勉強時間を確保することが難しかったため、通勤時間を有効活用しました。仕事の際には必ずTACの教材を持ち歩き、電車内でテキストやトレーニングを使って選択式の問題を解く習慣をつけました。

CBT受験について、感想と受験のコツや注意点を教えてください。

CBTの会場は席数に限りがあるため、自分が希望する会場で土日祝日に受験したい場合には、早めの予約が必要です。

CBTの会場は試験日の3か月前から予約が可能なので、受験することを決めたらすぐに予約することをおすすめします。特に実践科目(事業性評価)は受験期間が限られているため、土日祝日に受験したい場合には注意が必要です。

知識科目はすべて選択式ですが、実践科目(事業性評価)は選択式の問題に加え、記述式(計算問題や文章問題)の出題もあります。記述式の問題に時間を割くためには、選択式の問題を早めに解き終える必要があります。

特に実践科目(事業性評価)の計算問題は、主要な指標の計算式をしっかり暗記していれば効率よく解答できるため、企業財務を得意にしておくことで有利になります。

対話力向上講習について

対話力向上講習は、前半が講義、後半がグループワークとロールプレイという構成でしたが、後半の内容が特に役に立ちました。

グループワークでは講師だけでなく、他の受講生からも有益なフィードバックをいただき、経営者との対話の進め方について自分の弱点を客観的に知ることができました。その結果、自分の今後の課題を把握することができました。

今回の対話力向上講習を通して、対話力、質問力、提案力・説明力の重要性を改めて実感しました。私は仕事柄、社外の方よりも社内の利害関係者(上司、部下、同僚、他部署の社員など)と対話する機会が多いため、今回学んだことを活かして、社内でのコミュニケーションをより円滑に進めていきたいと考えています。

これから資格をどのように活かしていこうとお考えですか?

自分の普段の仕事において、経営の視点からの付加価値を加えて、仕事のアウトプットの品質向上に活かしていきたいと思います。

また、企業経営アドバイザーの学習を通して、中小企業診断士の学習内容の基礎知識を習得することができたため、今後は中小企業診断士の資格取得に向けて、本格的に学習を開始する予定です。

これから受講を検討されている方に、メッセージをお願いいたします。

企業経営アドバイザーの資格は学習内容が幅広く、企業経営に必要な基礎知識を包括的に習得できるため、業種や職種にかかわらず、ビジネスパーソンとしての視野を広げることができます。

私はTACの講義と教材のみを利用して合格できましたので、TACを信じて、是非チャレンジして下さい。

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